昔、NHKで放送していた
「ストーリーテラー」という番組が好きでした。
たぶん兄が録画した物を繰り返し観ていたので時期は定かではないですが
制作はアメリカとイギリスで'85頃のようです。
正式には『Jim Henson's The Storyteller』
たしかおじいさんの語り部が犬に
教訓めいたおとぎ話を聞かせるという内容です。
1番覚えている話は死神を捕まえた男の話。
死神を捕まえたことで宮殿を救うことができたけど
逆に死を待つ人々も沢山いて、しかたなく死神を解放したはいいけど
その男は死神に恐れられ、死ぬに死ねない日々を永遠とおくることになる。
みたいな話だったような。。。?子供ながらゾッとしました。
登場する空想の生き物にはパペットが使用されていて
当時は生きているかのようなパペットの自然な動きに関心したものでした。
さて、タイトルにもある語り部の右手とは
現在、少女人形と同時進行中の女性の右手のことです。
写真の通り、今は全関節を切り離した状態です。
全関節を動かすことができる彼女は
これまでの作品中で最も雄弁に『語る』ことができる
人形になるのだと思います。
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